ブログ VOICE~心のとびら

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2015年10月19日

秋晴れ

 このところ、穏やかな秋晴れの日が続いている。陽の光りや香りは、身も心もホッコリする。

空を見上げていると、真っ白な飛行機が飛んで行くのを発見。何だか心がワクワクする。

                                       

我が家の前の公園は、木々の葉が生い茂り、いつも心をリフレッシュさせてくれる。そんな緑達の中で、桜の木はいち早く紅葉を開始。

                                                       

「あと1週間も経つと、この木はもっと色鮮やかになるよ!」

と、通りすがりのおじいちゃまが教えてくれた。

「ありがとうございます!」

何だか嬉しくて、声が弾んでしまう。

陽の光りが、キラキラと輝いている。まるでダイヤモンドの砂を散りばめたように。

                                                            


Glück 🌟   自然のエネルギーをいただきました〜 ✨✨✨


[お知らせ]

  小嶋康子・YSK メンタル & ヴォイストレーニング研究所のレッスン日記を、アメブロで始めました。🎵と🎵の間をクリックしてご覧ください!  http://ameblo.jp/yasko1957/  🎵http://ameblo.jp/yasko1957/🎵

2015年09月23日

お勉強会 vol.8

 一雨毎に風が変わり、少しずつ秋の足音が聞こえるようになってきた。この夏を振り返ると、今年もレギュラーの仕事の合間に、執筆作業で明け暮れていた。

7月の事になってしまいましたが、指導させていただいている歌のグループ、Casa di Musica  のお勉強会の様子を、お伝えします。

8クール目のまとめの会。曲目は、「早春賦」「いい日旅立ち」「エーデルワイス」「Caro mio ben」。8クール目ともなると、呼吸、発声に関して、1クールずつ着実に積み重ねてきたものが結集して表に出てくる。今回、とても驚き嬉しく感じたのは、皆さん、喉の力が抜けてきた事。声の響き、伸びやかさ、艶が大きく変化された。

また、練習を振り返ってみると、私の投げかけの言葉に対する反応が、とても早くなられたと何度も感じた事が、嬉しく思い出される。お互い、一緒に楽しめる会になってきたのは、とてもありがたい事です。

今回も、殆んどの方がソロとグループと、両方で楽しみながら歌っていただけた。

                                                    

最後のお弁当を囲んでの親睦会も、和気あいあいと、とても楽しい時間でした。皆さん、いつも、ありがとうございます!

                      

                                                

現在9クール目も、引き続き楽しんでいただいております!只今、挑戦していただいている曲は、初めてのオペラアリア、「O mio Babbino」。原調だけではなく、下げたバージョンも歌っていただいてます。そして、ガラッと雰囲気を変えて、「Moon River」。

今回もご参加くださっています90歳の宮内さんは、いつもお着物をお洒落に着こなして歌われています。人生の大先輩であり、頼もしい目標です!

                                                     



Glück 🎵✨   歌うって、楽しい!と言っていただけるのが、1番の幸せです! 〜 💓

2015年06月17日

レッスン報告

 先週、関東も梅雨入りした。途端に湿度が高くなり、空気がジトッとして重い。先月までの爽やかな風の方が過ごしやすいけど、咽喉や鼻腔のためには湿度が高い方がありがたい。

今日は生徒さんの一人、アナウンサーの藤岡英里さん http://everye.exblog.jp/ の変化と進化についての報告です。

英里さんとの出会いは、昨年の春。初めてお会いした時、美人で礼儀正しく、かなりの努力家という第一印象だった。同時に、身体の中心が硬く、呼吸が上の方で止まっていて、枠の中にご自身を押し込めているようにも感じた。そして、笑顔がチャーミングなのに、内側に閉まるように顔の筋肉を使っていたのが、とてももったいないと感じた。

彼女は、開口一番、咽喉の調子を整えるのが難しくなってきたと話された。アナウンサーのための発声訓練は受けたけれど、現場では高い声を要求される事が多く筋肉を無理して使い、年齢を重ねるにつれ声のコントロールの仕方が難しくなってきたそうだ。確かに、身体全体を使わず、咽喉と口、顎を中心にしてコントロールしていたので、相当無理をして声を作っていたのが分かった。身体も心もストレスになっていたと思う。

英里さんの持ち声は少し低めのトーンで、少し前に流行った女子アナような高い声、話し方ではなかった。でも、耳には楽で心地の良いトーンだった。もっと咽喉を初め身体が緩み、重心が下がり深い呼吸になれば、持ち声を生かして人を包み癒す声、話し方に絶対になると感じた。そして、これからの年齢には、ちょうど良い個性であり、仕事の幅も広がる筈、と予感させるような持ち声だった。

ドキュメンタリー番組、旅番組のナレーション、ラジオのパーソナリティー、対談番組の案内役など、響きのある落ち着いたトーンの話し声で誘導されたら、聴き手は映像やその世界に、いつの間にか心軽やかに入り混んでしまう。そんな英里さんの将来の姿を、私は予感した。

                      
時間の流れと共に、彼女の身体は奥から緩み始め、咽喉も開放されていった。
まず、彼女の笑い顔が激変したのに驚いた。中心から開くように筋肉が動くようになったのである。無駄な力が抜けて、まるで花が咲いたように笑っている。無駄な力が抜けると筋肉に伸縮性が出て振動するようになるので、顔は小顔になるのである。正に、キュートな笑顔!

咽喉も身体も緩み、咽喉以外の筋肉が動き出したので、呼吸も深くなり重心が下がった。次に姿勢が変わったのである。腰でシッカリと大地に立ち、肩の力を抜いて、背中が閉まる事なくデコルテが開いたである。頭は乗っているだけ。動きは、力が程よく抜けているのにシャープになるのである。最近の英里さんの立ち姿、歩き方はとても綺麗 ‼︎

そして、アナウンサーの命である「声」。響きが大きく変わった。声のラインが前に出てきたので、身体から声が離れて鳴り響くようになってきた。すると、少ないエネルギーでコントロールができるようになるのである。もともと落ち着いた声のトーンだったけど、頭声と胸声の響きが合体してきたので、高い声も無理なく出せるようになった。本当の声が出てきたのである。感情の豊かさと言葉の抑揚が上手く声に乗り、まるで歌を聴いているように感じる。身体が楽器に変化し始めたのである。聴いているこちらの身体の中も広がり、とても気持ちが良い。

更に声の変化と共に、心も大きく変化を始めた。声は、心の底をさらけ出すのである。身体や心がガチガチに固まっていると、出てくる声も硬く、絞るようにしか声を出せない人もいるのである。当初、彼女はいくつかの悩みや葛藤も抱えていらした。生きていると、悩みのない人はいない。誰も同じだと思う。でも、真面目な彼女は何とか自分に言い聞かせて、向上するよう努力を積み重ねてきたのである。

努力はとても大切な事だけど、やり方を間違えてしまうと、身体は頭について行けなくなり、悲鳴を上げ始めるのである。彼女も同じだった。頭でコントロールする事は、限界があるのである。それに気が付いた彼女は、今では、声、身体だけでなく、メンタルも少しずつ開放され、柔軟性が出て逞しくなってきた。本当の自分が輝き始めたのである。
英里さんのこれからの、一人の女性としての人生、アナウンサーとしての展開がとても楽しみになってきた。まだまだ開発するところはあるけれど、既に今の英里さんのエネルギーなら、同じくらい素晴らしい事柄を引き寄せられると感じる。

どうぞ、怖がらず、自信を持って自己を発信し続けてください。

応援してます !


Glück    🎵    生徒さんの嬉しい変化は、ステキなギフトです。感謝です !  ✨💖✨ 
2015年05月25日

季節は流れ

 5月に入り窓を開け放つと、心地良い爽やかな風が部屋を通り抜けるようになった。気が付いたら、もうすぐ6月。いつのまにか初夏の香りを感じる。季節の移り変わりが早い。

                 


                 


                 


毎日、何気なく観ている緑だけど、今年は例年にない自然のパワーを感じた。日々このパワーに守られて生きているんだと思うと、何だかワクワクして、とても嬉しい。

この春は、たくさんの人間模様の報告をいただいた。どれもステキな報告ばかり。私のレッスンを受けてくださっている生徒さん達の、身体と心と声の変化と進化が著しい。劇的変化の方が多いのでびっくり。皆さん、まるで足並を揃えたように。指導をさせていただいている立場としては、最高の贈り物をいただきました。

皆さん、ありがとう! そして、これからもよろしくお願いいたします。

近々、皆さんの事を書かせていただきます!


Glück !!             私も、一緒に変化 !   シュワッチ !  〜 🌟🌟🌟

2015年02月05日

変化と進化

 お正月を迎えた途端、既に時間は2月の中を流れている。今は、1年で1番寒い季節。節分の頃から、取り巻く空気はピーンと張り詰めて、透明感を増していく。旧暦だと新年が始まる訳だから、自然と気持ちも切り替わる。

先日は久しぶりに、歌のレパートリー曲の伴奏合わせをした。昨年の春から、レギュラーの仕事と平行して執筆作業が続き、梅雨以降、コンサート活動にはエネルギーが回らなかった。

練習に付き合っていただいたのは、いつもお世話になっている安藤麻吏亜さん。約半年ぶりに合わせてみてお互いが感じた事は、時間を置く事により曲の消化の仕方、熟成度合いは、変化と進化を確実にする!でした。そして彼女のアドバイスから、音楽に対して新しい捉え方も発見する事ができた。そう、私にとっては、正に発見という新鮮な感覚でした。

                                                  

曲によっては、40年間も歌い続けているものもある。年齢と共に、心と身体は変わっていく。コントロールの仕方も、ある部分は変化と進化を繰り返していく。それに応じて、引き出しも増えていくのである。自ずと曲の捉え方、声の扱い方も変わっていく。すると、歌いたい音楽の好みも変わっていくから面白いし、またそれが、すごく楽しい!

                                                       

クラシック、ポップス、ジャズ、シャンソン…と、発声を切り換えて歌っているが、どのジャンルも自分らしく自分の個性を大切に、そして、それが独自のスタイルとして確立できるように。先日は、そこに少ーし近づけたように感じた。音楽との距離も、少ーし縮まった感がある。

今年は新しい視点から、自分自身の変化と進化が楽しみになってきました。


Glück  ✨🎶✨    レパートリーが増えるのって嬉しいね! 〜 🌟

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