今年は、例年になく秋が長いそうです。それでも、気が付けば晩秋。

今年も、残り1ヶ月弱になりました。時間の流れが、とても早いですね。

ところで。

これって、「もう、1ヶ月弱しかない」と感じますか?　それとも、「まだ、1ヶ月弱もある」って感じますか？

捉え方で、時間の過ごし方、使い方が大きく変わりそうですね。

私は常々、「残り3日」という時も、「まだ3日もある」と捉えるようにしているんです。

そうすると最後の1時間、10分にも、何だか希望を持てるんです。身体も心もゆとりが出てきますしね。呼吸も落ち着いて、ついでに冷静に周りを見渡す事ができますから。

でも、頭で分かっていても、心が焦り夜も眠れなくなる時って、経験あると思うんです。

そんな時に、深い呼吸がコントロールできると、フッと心と身体から力が抜けて、焦りが消えて行くんですよ。何とかなるって境地になって、思ったよりも楽に超えられたりするんですよ。

だから私は、深い呼吸をしながら、「まだ、1ヶ月弱もある❗️」をお勧めします。

実を言うと。

私は、この呼吸法と言葉に助けられて、サプライズを受け取った事が何度もあるんですよ !!

Glück　💓　　　　　　お試しあ〜れ！　〜 🌟✨


[お知らせ]

　今日から、１１月です。このところ朝晩の寒暖差が大きく、秋も少しずつ深まってきました。

今日のレッスン報告は、会社員の倫子さん(29歳)です。

倫子さんとの出会いは、昨年の5月。お会いするなり声には出さないけれど、身体全身で「私の居場所はどこ？」と叫んでいたのが印象的でした。

レッスンと平行して、メールのやり取りも始まりました。そして時間のある時はお茶をしながら、語り合いの時間も取らせていただきました。彼女は、とても責任感が強く頭の回転も早く、物事を筋道立てて考えられる女性です。ただ、最善の行動を選ばなければと、周りの目と声を意識し優先する余り、自分を重い扉の内側に閉じ込めて生きてきたのが伝わってきました。

そのせいもあり、身体の中心がカチカチに固まっていました。呼吸も浅く、頭でどうにかする事が、既に限界になっていました。それでも、心の重い扉を開ける事に強い罪悪感を抱いていた彼女は、頭で何とかしようともがいていました。

そのため、身体の不調が6年も続いていました。身体と心は繋がっています。原因不明の体調不良で、会社を休む日も多くなりました。大手企業の人間関係の中でどんどん自分を見失い、自信を無くし、自分は弱くて駄目な人間なのでは？、と自己否定に入っていました。

呼吸法の体操と発声練習で、身体の奥の筋肉が緩み始めて重心が下がり、呼吸と声の出し方がどんどん変化をしていきました。同時に、1枚1枚、心のヴェールが剥がれていきました。彼女の発する言葉、価値観も大きく変化をしていきました。

半年経った頃に、「転職」の言葉が出てきました。大手企業を辞める事は、大きな勇気と決断を要します。でも、彼女は自分の世界を見つけ、その世界で伸び伸びと自分の能力を発揮したい！という本当の心が出てきたのです。やっと重い扉が開き出しました。

今年の1月末日に退職し、春から別の仕事先に移りました。

そして、何と！

仕事をしながら塾に通い始めたのです。来年、大学の医学部を受験するために。脳科学を研究して、以前の自分と同じように、生きていく事に悩んでいる人達のお役に立ちたいという、彼女の魂の声がはっきりと出てきました。

心も身体も、本当の彼女が現れました。

うん。

本当は、もっと自分の心の声に従って、おおらかに、自由に生きたかったのよね 。

本当は、狭い枠に収まりきれない、強い人だったのよね。

気がつくと、メールのやり取りの回数が激減しました。最近は、身体と心の声に、丁寧に耳を傾けている彼女がいます。たま〜に届くメールは、確認の意味でのメール内容になりました。

レッスンでは、呼吸バランスのコントロールが良くなり始めているので、喉が緩み声の響きが豊かになり、本当のビブラートがどんどん出てきています。すると、身体の使い方がシンプルになるのです。連動して心も気負いが無くなり、自然体で前を向けるようになるのです。

倫子さん、生きていると色々な事があります。でも、もう自信を持って、そのまま進んでください。


Glück　〜🎵✨　　　　　私は変わらず、ずっと応援しています！🌟

[お知らせ]

　ちょっと前の20日の日は、都内で1つ仕事を終わらせて、夕方の早いうちに千葉県の大網に移動しました。

千葉駅で外房線に乗り換えたとたん、車窓からの景色は急に建物が少なくなり、緑に囲まれてプチ旅行気分。

お目当ては、メーヤー館。ここは、1912年に東京下落合に建てられたヴォーリズ建築の宣教師館を、2006年に移築し、レストランとして復活させた建物です。

                                                          

　今日は生徒さんの一人、Ｈ.Ｃ. さんの変化と進化についてのご報告です。

彼女は現在、近い将来の自分の世界の確立に向けて、心身共に生き生きと、アクティブに行動し準備をされています。

英語の通訳・翻訳家、オーラカラーセラピスト。

彼女との出会いは、1年前の秋。当初は、難聴への不安を初め、幾つかの心身の悩みを抱えていました。何てチャーミングな方なんだろう！まるでお人形さんのよう。でも、心と身体が止まっている。。。固まっている。

何故？ 。。。多分、かなりのプレッシャーやストレスが、長い年月をかけて積み重なるようにして溜まり、彼女の心と身体を止めてしまったのかな。。。　それが、私の第一印象でした。

レッスンは、呼吸法の体操の基礎編と発声練習から始まりました。そしてＨ.Ｃ.さんとは、レッスンと平行して語り合いの時間を持たせていただきました。これは、意図して行ったのではなく、私の心の声に従って。

レッスンの度に、身体の奥の固まっていた筋肉が音を立てて動き始め、呼吸がどんどん深くなっていきました。無駄な力が抜けて、重心も落ち着き始めると、顔の表情も大きく変わりました。お人形さんから、魂の発動している一人の女性に変化したのです。とても表情が豊かで、歳相応の色気も出てきました。

語り合いの過程で分かったのですが、ある時期から自信を失い自分の個性を殺して生きてきた事、そうせざるを得なかった事が浮かび上がってきました。そして、吐き出す作業の先に、気付き、自分を認める作業が繋がりました。心身の変化と共に、自己を伸びやかに発信する自信が蘇って来たのです。

身体と呼吸が変わると、声も自動的に変化を始めました。コントロールのバランスもどんどん変化していきました。そして、まず、「ずっと歌が歌いたかった！」という心の声が噴き出しました。

何と、彼女にとって歌を歌う行為は、浄化とエネルギーチャージだったのです。

こうして、本当の自分を取り戻した彼女は、気負いなく心と身体の声に従って、自分の世界の確立へと積極的に進み始めました。今では、身体の不調も嘘のように消えました。難聴を初め身体の不調は、魂の叫び、赤信号点滅だったのでした。

1年近くお付き合いをさせていただいて感じたのは、大きなエネルギー、色鮮やかな個性をお持ちだったが故に、枠に入れきれずに、自分を殺すしかなかったのだと。でもそれを見事に超えて、更に潜在意識の蓋も開き、これからは、ご自身の個性と能力を活かして生きて行く道を引き寄せられました。

素晴らしいです！

今後は、呼吸法の体操と発声練習で得た心身の感覚とバランス、コントロールを、曲を歌う事で、更にバージョンアップさせていきましょう。きっと、Ｈ.C.さんの可能性の蓋が更に開いて行くと思います。

Glück  💞　　　これからが、とっても楽しみです！ 〜 🎵✨

[お知らせ]